今日からできる!基本的な歯磨き法!

こんにちは、副院長です。4月に入っても雪が降ったりと、変な天気が続きましたがだんだんと暖かくなってきましたね。往診に使う車のタイヤをスタッドレスから変えていなくて良かったと思いました。
ところで皆さん「歯を守るためには歯磨きをしましょう」なんてもはや当たり前のことになってきましたが、じゃあ実際どう磨いたらいいの?と思いませんでしょうか。自分では注意して磨いてるつもりなのに、歯医者さんに行くと「汚れがたまってます、ちゃんと歯を磨いてください」と言われる。なんて経験がもしかしたらあるのではないでしょうか?絶対的に正しい歯の磨き方というのはありません。歯の生え方や口の中の環境は千差万別、磨く時の癖も考えると、歯の磨き方もその人に合ったものにしていかなくてはいけません。ですが、押さえておくべきポイントというのがあります!今日はその歯磨きにおけるポイントのお話をしていこうかなと思います。

用意するもの
1. 歯ブラシ
2. 鏡
3. 歯磨きのためだけの時間

歯ブラシは当然ですね。ブラシの種類は色々ありますが、毛先が山切りになっているものではなく、フラットなものにしましょう。2番目の鏡。これは洗面台のものでも手鏡でも構いません。自分が見やすい方でどうぞ。そして歯磨きをするためだけの時間をしっかりとりましょう。お風呂に入りながら、テレビを見ながらなどの「ながら磨き」は磨き残しの原因になります!

ポイント
1.順番を決めます
どこから始まってどこで終わるか、必ず磨く順番を決めてください。これだけでも磨き残しが減ります。
2.歯ブラシをペンのように持つ
ペンのように持つと、力加減やブラシの向きなど小手先の細かい調整ができるようになります。
3.ブラシの毛先を歯茎側に軽く向ける

こんな感じです。
汚れは歯と歯茎の境目など隙間や間の部分によくたまります。


4.歯を一本ずつ、細かい横磨きで磨きます
一本につき、10回横磨きします。10回動かしたら隣の歯に移動してまた10回。これを繰り返します。
5.前歯の裏側はブラシを縦にして縦磨き


前歯の裏側だけ縦に磨きます。縦に10回磨いたら隣の歯に移動です。ちなみに前歯というのは、糸切り歯から糸切り歯の6本、上下合わせて12本の歯を言います。
6.これらを鏡を見ながら行なう
ブラシの角度やしっかり当たっているかどうかなど確認しながら磨きます。これがとても大事です。

いかがでしたでしょうか?最初はなかなか慣れないかとは思いますが、しっかりと続けましょう。だんだんコツがつかめてくると思います。今回のブラッシング方法はあくまでも「基本的な動かし方」です。これからさらに患者さんの口腔内の状況を考慮して、個人に合わせたブラッシング方法に仕上げていきます。自分自身でお口の健康を守るためにも、自分に合ったブラッシング方法を知るためにも是非一度歯医者さんを受診してみましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました!副院長でした。
正しい歯磨きを身に付けるなら皆川歯科医院まで!