口の中は意外と汚い!

みなさんこんにちは、今日から歯に関する豆知識や、小話、ご質問があればそれにお答えしていこうかと思います。

最初のお話はタイトルの通り、いきなりこんな事を言うのもあれなんですが、私たち人間の口の中は実はかなり汚いのです。寝起きの口の中の雑菌の数はトイレの雑菌よりも多い、なんて話をよく聞きますね。

もっと想像しやすい話をすると、台所の三角コーナーのぬめぬめ、トイレタンクのぬめぬめ。おお汚い!触るのも嫌ですよね!でも、実はああいうのと同じようなものが私たち人間の口の中にも存在します。本当です。

それが「プラーク」もしくは「歯垢(しこう)」というものです。テレビなどでよく耳にしますよね?かっこいいあいつにも、可愛いあのアイドルにもプラークは存在します。

これを読んでいるあなた、今歯を舌で触りましたね?ザラザラしていませんか?それがプラークです。

このプラークというのは一体どういうものなのでしょうか?

実はプラークはただの食べカスではありません。プラークは言ってしまえば細菌の塊です。口の中の細菌たち(口腔常在菌と言います)は私たちが食べたものと同じものをエネルギーとしています。つまり、私たちの食べカスを餌として生きているわけですね。そして食べたら排泄をします。それがどんどん増えていくと、あのぬめぬめザラザラしたプラークを形成していきます。一説によると、プラーク1mg中に「億」単位で細菌がいると言われています。トイレより汚いという話、信じてもらえたでしょうか?

さてどうでしょうか、歯を磨きたくなりませんでしたか?なりましたね?ぜひ磨いてください!歯磨きという行為はそういうことなのです。大事ですね。

でも歯磨きって難しいですよね。時間をかけて磨いているはずなのに歯茎が炎症を起こしてしまったり、磨いていたら歯茎から血が出てきてこれ以上触るのが怖い!なんてこともあるのではないでしょうか…。もしかしたら、ちょっと歯磨きの仕方を変えるだけで、ちょっとしたコツで変わるかもしれません。

当院では、患者さんの口の中の状態、環境や生活習慣などから、それぞれに合った歯ブラシの処方や、歯磨きの仕方を、歯科医師や歯科衛生士とともに2人3脚で学んでいきます!いまや歯ブラシやその磨き方までもが個人に合わせた選択が必要な時代になってきています。

気になった方はどうぞ、minakawashika@gmail.comまでお気軽にご相談ください。

読んでいただきありがとうございました、副院長からでした!

 

 

塩竃市の歯周病治療、予防歯科は皆川歯科医院まで!